こんにちは!リスタートトラベルの野中です。
今回は高血圧がある方に向けて海外旅行に行く際のポイントを記事にしました☺
高血圧は日本人の国民病とも言われているほど身近な問題ですよね。
※特に日常の血圧コントロールが良好でなかったり、合併症がある方は、旅行の可否を含めて注意点を主治医に必ず相談して下さいね。
機内での過ごし方

十分な水分補給
→機内の湿度は低く、乾燥しているため脱水による血圧の変動を防ぎます。
お茶・コーヒーなどカフェインの多い飲料は控えめに
→利尿作用による、脱水を防ぎます。
アルコールの摂取は控えめに
→アルコールは血圧を上昇させ、上空では少量のアルコールでも酔がひどくなる場合があります。
リラックス出来るような工夫を
→飛行機の特殊な環境は交感神経が高まり(緊張している状態)血圧が上る可能性があります。
旅行スケジュールの立て方

- ゆとりのあるスケジュールを立てましょう。
- 日程に余裕があるツアーや、オーダーメードツアーがおすすめ
- 睡眠薬の服用も必要なら主治医と相談を。
海外旅行中は楽しい半面、無理をしたり、なれない言葉や文化で緊張などして精神的なストレスが無意識にかかってしまう事があることや、時差による睡眠リズムの変化があるため、タイトなスケジュールや不規則な生活をすると肉体的にもストレスがかかり、血圧上昇する可能性があります。
疲れを感じたら、ゆっくりホテルで休めるようにプランを考えておくことが大切です。
日程に余裕のないツアーは選択しないようにしたり、コース内容を確認しましょう。
食事について

航空会社の多くは疾病や病状に合わせて機内特別食の対応を始めています✈
ですが、 現地での食事は 決まったツアーや、個人旅行での 減塩メニューの選択は難しいことも多いです💦
リスタートトラベルなら、日本人看護師の感覚でレストランや食事を事前に調べて連絡し、食事の内容など確認し可能なら予約を行うことが出来ます。
またガイドサービスを利用すれば、当日、店で直接メニューを選んでもらいながら現地ガイドが念押しで減塩メニューが希望であることを伝えられます✨
(※減塩の程度など、人によっても国によっても違うため、店や料理内容など完全にご希望に添えないこともあります。)
内服薬①持っていく量について

予定日数+1週間分を目安に持参がGood!
旅行中に薬がなくなってしまわないように、必要量をよく確認した上で、急な気候の悪化などのトラブルも考慮し、1週間程度は余裕を持って準備があると安心です。
機内持ち込みで薬を持つのがGood!
飛行機への預け荷物は紛失や到着の遅延、旅行期間の延長も考えられるため、機内持ち込みが安心です。
必要な薬を必持参し、服用を”継続する”ことが一番のポイントです!
内服薬②海外持ち込み制限について

国によっては持ち込める薬の種類や量に制限がある場合があるので事前に、日本旅行医学会や、在日外国館のホームページなどを参考にして直接入国先の大使館などで事情を調べてみるといいですね☺
睡眠薬の持ち込みはアメリカなどでも制限されているものも有るので注意が必要です。
ただし制限があっても、事前に主治医からの英文診断書を持って申告すれば、持ち込みの許可されるので、早めに主治医に依頼しておくのがベターです。
そのときには時差に伴う薬の服用時間 についても確認しましょう。
薬について不安点も多くあると思いますが、旅行前にきちんと手続きをしていればいつもと変わらずに服用できます。
リスタートトラベルでは、主治医への相談や、英文診断書のお手伝いもしているのでお気軽にお問い合わせ下さい✨
無理のない旅行計画と事前準備をすること、出発前の体調を整えること、旅行中もなるべく良好な生活習慣を維持することを心がけて、血圧とうまく付き合いながら、旅行が楽しめることを願っています。