こんにちは。リスタートトラベルの野中です。
今回は、持病があって、毎日薬を服用している方にむけて、薬を海外に持っていく時の注意点についてお伝えします💊
薬を持っていく量やポイント
旅行日+1週間分を持参

1週間分の予備は、万が一思わぬ事故・災害・病気や怪我・天候などでフライト変更などが起こった時に備えるためです。
処方箋で病気をコントロールしている人にとっては処方薬がない状態で過ごすのは深刻なので、必ず余分に持参するようにしましょう!
薬品名が印字されたタグは取り外さずに持っていく!

理由は、お客様自身が、何の薬なのかわからなくなってしまうことを防ぐためです。
日本語表記のタグは、海外で見せても分かってもらえませんが、自分の薬を把握することで、海外で内服忘れを防いだり、何かと役に立ちますよ!
(※自分が飲んでいる薬を海外で分かってもらうには後から記載する英文薬剤証明書や診断書が有効です。)
飛行機に乗る際のポイント
飛行機に乗る時は、ロストバゲッジなどの可能性も考えて薬は預け荷物にするスーツケースには入れず、手荷物として機内に持ち込むのがベストです。
英文診断書について

英文診断書とは、病名や服用薬の成分名、既往歴、家族の病歴、アレルギー、主治医の連絡先などなど、が英語で記されたものです。
英文診断書は、持病が悪化してしまった時だけでなく、不測の事態で滞在が延びるなど、現地で診察や服用している薬を入手するときにも役に立ちます。
予期しない事故や病気で現地の病院に運ばれたときにも、お客様のお身体の情報が現地の医師にスムーズに伝わるので、持病があって処方薬を飲んでいる方が海外旅行に行く場合には、持参をおすすめします✨
英文薬剤証明書について

英文薬剤証明書は、 海外に医薬品を持ち込む時に、その医薬品がどのようなものなのかを証明する書類です。
基本的にはかかりつけの病院で必要な旨を伝えると、作成してもらうことができますよ。
薬の中でも、 特に睡眠や精神安定剤、咳止めや医療用麻薬、白い粉薬が含まれている場合は 入国時のセキュリティチェックで検査されるので必ず持参が必要です。
入国審査の時などに薬の内容を尋ねられても、英文薬剤証明書を見せることで、渡航先に医薬品を持ち込むことができるので、薬を持っていく時はあると安心ですね。
また、インスリンの注射器を使われている場合にも、英文薬剤証明書の持参をオススメします。
旅行時の内服やアドバイスを具体的に聞きたい時

海外旅行の前に、主治医か、旅行医学会認定医などに相談するとアドバイスをもらえます。
ただし、時々、診療所の医師は患者さんが海外旅行に行く際の手続きやアドバイスに慣れていなかったりする場合もあります。
そんな時はリスタートトラベルのスタッフが医師との間に入って説明を聞いたり、話をしたり旅行に行っていただけるように出来る限り協力させていただきますので、何でもご相談下さいね。
お客様のお話をじっくり聞いた上で、一番最高の形の旅行プランをご提案させていただきます✨