こんにちは!リスタートトラベルの戸田です。障害のあるお子さんとご一緒に海外旅行に行きたいと思った時、飛行機が心配で悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方へダウン症の長男と世界一周をし、子供と共に50回以上飛行機に乗った私の経験を元にお子様の飛行機対策をご紹介します。
子供が飛行機の中で不安定になる理由
①暗くなるのが怖い
うちの子の場合、遠視が強いので眼鏡で矯正しています。ただ、眼鏡をかけていても視力が完全に出ているわけではないので、
見えない暗闇を極端に怖がります。以前家族でディズニーランドに行った際には、長男が泣き叫んでプーさんのアトラクションを止めてしまったほど。。
なので眼鏡は必須ですが、私の場合はこれから起こる流れを子供に先に伝えてきます。
飛行機に乗って⇒シートベルトかっちゃんして(締めて)⇒テレビでミッキー見てたら⇒飛行機がぶーんって出発するから⇒そのあと、ジュースをもらおうね⇒もう一回テレビでミッキー見ていたら⇒ごはんが出てくるから一緒に食べようね。
お菓子もあるよ~(持参)
塗り絵もあるよ~(持参)
みたいな感じです(笑)
先の見通しが立つだけで、子供は気持ちが落ち着くもの。
ちょっと不安定になると、この次はこれでしょーって気持ちを整えてあげると「うん」と戻ってくることが多いです。
無理やりが一番叫んじゃうのでNG。。
それでも整わない時に備えて、サプライズお菓子、サプライズおもちゃもいつも隠しもっています^^笑

②長時間座るのに飽きてしまう
これは大人も同じなので、とっても分かると思います。。
飽きる対策として、私も初めて飛行機に乗せた時にはたくさんの物を持参しました。その中で良かったのはDVDプレイヤー&iPad。
やっぱり普段見ているものを観ることができると落ち着くみたいです。
そして子供用のヘッドフォンを持参することもとってもお勧め!
特にダウン症のうちの子供は耳が小さく、また耳の位置も普通よりやや下。だから大人と同じヘッドフォンや、飛行機の中で配られるイヤフォンでは聞きにくいみたいで。取れてしまう度に、私が寝ていても起こされる。。
子供用のヘッドフォンがベストフィットでした!

③チャイルドシートの持参もあり
私は結局持参しませんでしたが、車の中なら落ち着いて寝れるよ~というお子さんの場合はチャイルドシートを持参することもありだと思います!
飛行機の座席にセットできるので、落ち着くことができます。
ただし、航空会社により持参可能なチャイルドシートのサイズが異なるのでご希望の場合はお伝え頂ければ事前に確認のお手伝いをします^^
④世界的キャラクターや映画に馴染みを持たせる
たくさんの荷物を持っての移動が大変な場合、飛行機の中のシートモニターを楽しんでもらうのが一番楽です。そのため、「アナと雪の女王」や「ミッキーマウスクラブハウス」「カーズ」など飛行機内のキッズ用チャンネルの中によく出てくるキャラクターに馴染みがあると、それだけで十分楽しめることがあります^^
そうすると少しずつ荷物が少なくなるので、お勧めです♪

空港対策も必要
飛行機の中が心配な方も多いと思いますが、実は広い空港の中のご移動も大変な場合があります。。
よくあるのが疲れたり、思う通りにならなかったら座り込んじゃうパターン。。
私も初めて長男と一緒にオーストラリアへ行った時にはこの空港対策を怠ってしまい、飛行機対策用の大量の荷物を抱えながら座り込んだ長男を抱えてとっても大変でした・・
そこから学んだことは、ベビーカーを搭乗口まで持参すること!
ベビーカーは本当に便利で、座り込んだ子供や飛行機用の荷物を運ぶことができるので、安心感があります。
航空会社や空港によってはベビーカーを搭乗口まで利用できない場合もあるので、その時は空港のベビーカーを借りて頂くことをお勧めします。

いかがでしょうか。
心配な長時間の飛行機も、少しの工夫で子供にとって貴重な経験になります。
うちの長男も今では飛行機大好き!
率先して乗ってくれ、移動中もずっとルンルンなので私も本人が好きなことをさせてあげることができ嬉しくなります。
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